凡例に文字が入り切らない時の対処法
Rのグラフやプロットに凡例を入れたい時はlegend()関数を使いますが、文字列が長いときには、凡例の枠の中に文字が収まり切らないときがあります。
例えば以下のように右上(“topright”)に「正規分布」という凡例を入れようとすると、「正規分」と表示され、最後の「布」の文字が欠けてしまっています。
#正規分布の曲線を描く curve(dnorm(x,0,1), col="red", xlim=c(-3,3)) #凡例を入れる legend("topright", legend="正規分布", lty=1, lwd=1, col="red")
そこで、legend()の最後にtext.width=1.5として、テキストの長さを1.5メモリ分にしてみます。
#正規分布の曲線を描く curve(dnorm(x,0,1), col="red", xlim=c(-3,3)) #凡例を入れる legend("topright", legend="正規分布", lty=1, lwd=1, col="red", #テキストの長さを調整 text.width=1.5)
このように、「正規分布」の文字が欠けないように凡例として挿入することができました。